「認知」「判断」「実行」
のどの部分が多いか知っていますか。正解は
80パーセントのミスは「認知」「判断」部分で起こります。
20パーセントのミスが「実行」部分で起こります。
つまり
ほとんどのミスは頭の中で起こるということです。
頭の中でおこるミスが、
現象として目に見えるプレーに表れます。
当然
サッカーはミスが多い方負けるし、
ミスが少ない方が勝てます。
試合に勝つことだけを考えていたらミスを減らすということ。
ミスの割合が多い「認知」「判断」の部分を減らせば良いということになります。
つまり
「認知」「判断」がなけれミスの割合が少なくなる。
考えなければミスは減るということです。
ボールを持ったら目の前の相手を抜く。
とか
ボール球持ったら〇〇にパス。
とか
「選択肢」がないから「判断」もしなくても良くなる。考えなくて良いから思いっきりプレーできるようになりますよね。
でもそれだと選択肢は増えないし、解決策を導くことができない選手になる。武器も1つしかない選手になります。
そのプレーが通用しなくなった時、
解決策が無いからパニックになってしまう。
日本人によくみられる場面です。
「ドリブルサッカー」
とか
「パスサッカー」
って言葉を良く耳にするけど、
それだと「選択肢」をかなり減らされてしまう。
それしかできない選手になってしまう。
それが通用しない時に、解決策を見つけ出すことができない。
ひたすら同じプレーを繰り返すだけ。
同じミスをひたすら繰り返す。
サッカーって
もっともっと沢山の解決策がある。
『僕だったら、〇〇もあるし、◼️◼️もある!』
って。
一つ場面に対して
解決策を多く持てる選手になってほしいです。
解決策を沢山持つために、
沢山のことを学んでいく必要があります。
一つの場面を色々な見方ができるようになれば選択肢は増えます。
沢山の選択肢から「判断」をしていけるようになる。
特に育成年代では
その「認知」「判断」で多くのミスが生じる。
「認知」「判断」のミスがでるってことは、
沢山の「選択肢」を持っているとも言える。
まだまだ選び出すのが遅いだけ。
でも
そのミスってかなり必要ですよね。
時間かけて選んで、
自分の得意な解決策がみつかり、
それが「武器」になります。
その「判断」のミスを減らすと
その選手は「解決策」がない選手になっていく。。。
それって選手個人は育たないでしょ。
「選択肢」がない選手になるでしょ。
個人=ドリブル
ではない。
個人=パス
でもない。
サッカーだからもっと大きな見方が必要です。
だからこそ
ドリブル突破ができるだけで「個の育成されている」とかは当然ちがいますよね。
「身体能力」にたよった「判断」無しのプレーだよ。
当然、考えないからミスが少なくなります。
他の解決策持っていますか?
選択肢ありますか?
凄く勘違いが起こる場面です。
〇〇もできるし、◼️◼️もできる!
って選手。
やはりサッカーが上手い選手って
その数が多い選手です。
イニエスタ選手なんてその数がとても多い!
勝つだけを考えれば、
判断させなければ良いってこと。
でも
そんな選手どうですかね。
判断できない選手ってつまらないです。
そんな選手って未来で輝けるはずがないです。
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