『どうして日本はジュニア年代では世界のチームと試合して勝利するのに、
ユース年代になると圧倒的な差が生じるか知っていますか？』
今回はスペインで指導者が学ぶことの一部を紹介します。
【コーディネーション】【個人技術-戦術】【ゲームモデル】
において、トップレベルの海外では各年代で重要視する割合がはっきりとしております。
※ここでの「技術」は試合で使用するための技術です。
※プレーモデルとゲームモデルは異なります。
スペインのジュニア年代では
【コーディネーション】【個人戦術-戦術】が特に重要視されております。
この年代でも「サッカーを学ぶ」ことはとても大切であり、
上の年代で必要不可欠な要素となっております。
カテゴリーが上がるにつれて、
ユース年代(高校年代)で【個人技術-戦術】と【ゲームモデル】の割合が同じになります。
ただし、どの年代でも【個人技術-戦術】、つまり『学び』は重要視されています。
「こなすだけ」のトレーニングはどの年代でもありません。
「学び」があるから「知っている」が増えます。
「知っている」があるから「選択肢」が増えます。
「選択肢」があるから「武器」が増えます。
ジュニア年代でも当然、勝ちは目指すべきものでありますが、
今勝つことだけを行って【ゲームモデル】ばかりを注目し、
自分の武器を持つことのできない選手では、
この先の上カテゴリーでは通用しなくなってしまいます。
『やらされている』選手では未来で輝けなくなってしまいます。
『これしかできない』選手では通用しなくなります。
ジュニア年代とジュニアユース年代が選手のサッカー人生においてとても大切です。
「身体能力のみで～」とか「判断無しで～」とか「やらせれながら～」では、
ごまかしながら「できている」と錯覚してしまう育成年代だけで、
この先のサッカーでは輝けなくなってしまいます。
将来「世界に羽ばたける」ようになるために
この育成年代はとても大切です。
受け身の選手ではなく、
やらされている選手ではなく、
脇役ではなく、
『自らプレーできる選手』になっていきましょう！！
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